Just a Kiss

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どのくらい、キスしてたのかな アタシの頭は、ずっとショート状態 チュッと、吸われ 2~3回、軽いキスをした後 顔を上げた伊勢谷に見つめられる 気持ちよくて、放心したまま 手がダランとしているくらい体から力が抜けていた 「・・・・そんな顔しないで」 熱い息の伊勢谷が、困ったように言う。 あぁ・・ アタシきっと今、ものすごく間抜けな顔を晒してる だけど伊勢谷を見つめることしかできなくて ただ、涙目なだけはわかるんだ 嫌だったわけじゃないのに なぜか、涙が、滲んでる。 変だな・・ 「俺、もう、あんまり待てそうにない」 伊勢谷が、アタシの隣に身体を置いて、アタシを抱きしめる 「・・・でも、壊しそうで怖い」 伊勢谷が、なにか言ってるのはわかってたんだけど なにを言ってるのかも、言葉の意味もわかんないまま ・・・・朦朧とした意識のまま そのまま寝てしまったらしい、失礼なアタシ・・・・・
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