とんび
1/1
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/
16ページ
とんび
晴天にはとんびの姿がある。それは自明のことである。 なぜならとんびは雲を吸い、翼を動かす動力とする。 この世に唯一の鳥であり、鳥類随一の鳥である。 嘘だと疑るのであれば、抜けるような青空を見よ。 果てのない蒼空にはとんびが飛び、雲を食べては鳴いている。 自分のために空を駆け、日がな一日舞っている。 とんびとは、そういう鳥である。
/
16ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
10
スターで応援
2,729
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!