奴隷の切なさ

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こうしなさい、こうしなさい そんな声がして 従うといつしか奴隷になっていた 声はこれをしなさいと 泣いて懇願する 私はその押しに負けて、そうする 奴隷です これは。 悲しいかな? その行動、奴隷なんです。 自らみた道を、自分というならば 他人がみた道は、他人なんです。 仮に、他人にとってはそれが 事実であったとしても、 私にとっての事実ではない。 私は私を認めていいのだ。 そんな風に感じた。 夏風は おいしい おいしい おいしいなあ そんな風に感じたい、 奴隷の夏。           2020 6 27
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