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星降る夜に、ルネッサ~ンス♪
星降る夜に、妻と二人。
ベランダの木製ベンチで寄り添いながら、ワイングラスを、
ー コチンッ♪ ー
夜風が心地よく、ゆっくりとした時間が流れている。
「ねぇ、あなた」
「ん?」
妻は、少し酔ったのか、頬を赤らめ、トロ~ンとした表情で、私にもたれかかって来た。
「最近、あなた、かなり、お仕事忙しかったみたいだけど、体調は……、どう?」
妻が、色っぽく、上目遣いに、私の身体を気遣ってくれた。
「んっ? あ、ありがとう♪ すこぶる快調ッ! 元気ッ! 元気だ、Yo~ッ!」
私は、妻の肩をグッと引き寄せ、グッと答えた。
すると、妻が、
「じゃあ、今晩……、頑張っちゃう?」
と、訊いて来たッ!
思わず、私も、反射的に、
「そだねッ! 頑張っちゃおっか!」
と、間髪入れるものかと、即答も即答ッ!
「よ~しッ! 今晩、がんばっていきまっしょいッ!」
「しょいッ! ルネッサ~ンス!」
「ルネッサ~ンス!」
妻も笑顔で、「ルネッサ~ンス」♪ 私たちは、再び、ワイングラスを、
ー コチンッ♪ー
ゴングと共に、私のムスコも、
ー コチンコチンッ♪ ー
「星降る夜に、腰振るYo~ッ!」
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