プロローグ

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プロローグ

ドキドキも、喜びも……恥ずかしさも、みんな 君に教えて貰ったのに。   ずっと君と一緒に歩いて行きたいと思っていたのに…… 俺が中学の時に出会った女性は、高校へ入ると同時に病院へ入院した。 「ミッくんの事が好き。 神様にね、将来ミッくんと夫婦に成れますように……って祈ったの。」 って言ってたのに……。 ……………………………………… 「んっ? どうしたの? ミッくんったら……」 俺は今の嫁さんの身体に手を回して抱き締めた。 《セイコ……しっかり抱いてやるからな。 ゴメンな、俺も一緒に死んでたらなあ。 ………………! ヤベエ!  こんな事を言ってたらセイコに叱られるな。》
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