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「…アルマいい?」
「うん!」
セーラは完全に精霊魔法で水属性にアルマはその魔力の流れに合わせて、自身の力を上乗せさせる。
そして魔法陣から現れたのは、水のドームだった。
「意味がわからねえぞ」
「攻撃魔法には見えないが、止めに行って損はない。行くぞ」
「俺様に命令してんじゃねぇ!」
二人は急降下してアルマとセーラを止めにかかる。
しかし、その水のドームは突如その大きさを変える。
「な…っ!」
何かが水の結界に触れた事でアルマがその位置を完全に把握する。
「いたよ。位置は南西の方向、角度は76度。距離は10〜15mくらい。二人いるよ」
「おっけーだ。そんだけ分かればオレの出番だ」
アルマに言われた位置には何も見えなかったが、その位置のはるか上空に魔法陣を展開させる。
「大体あの辺りだな」
フォルティスの放った太陽魔法はほぼ完璧にアルマが感知した場所を捉え、見えなかったはずの何かが墜落するのを確認できた。
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