エピソード4:魔族強襲

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「犯人を消されただぁぁ!?」 ソリッドが帰って来てから、一旦周りの安全を確保できたと判断したフォルティス達は異空間に避難させた人々を街まで避難させた。 そしてあの一瞬にあった出来事を説明しているのだが、アスタのせいで全て話すのに予定より時間がかかっていた。 「完全に僕の失態です。処遇は任せます」 「うーん…?私にはソリッドくんが悪いようには思えないというか…」 「オレもアルマと同じ意見だ。作戦自体はソリッドが捕縛優先で考えてたわけだしな」 「ああぁ?コイツが実力に比例して冷静だったら作戦成功だっただろうがぁぁ!」 「…負け犬は黙ってて」 「お前も負けてんだろうがぁぁ!?」 ようやく元々のオレ達に戻れたな、とフォルティスは思うもやはりアスタとセーラは仲が悪い。 「まずオレ達の独断でソリッドの処遇は決められねーし、友達を処分する気にもなれねーわ」
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