エピソード4:魔族強襲

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この大魔法祭は祭りと言えば誰でも楽しめる雰囲気を醸し出してはいるが、ただの学校対抗魔法戦闘大会であって、屋台と観客がなければもっと小さな規模でもいいくらいだ。 それをわざわざ大会運営側が大魔法祭と言って一般客は自由に出入りを可能にしている。 闇属性魔法の規模から推測すると、罠魔法のようにあらかじめ設置したものが今回の事件に繋がったのだろう。 「だって今回サルバトーレとセレスニアに任されてたのは金関連の事だったし…」 「完全に事後処理押し付けられてんじゃねーか」 これでサルバトーレとセレスニアは限りなく白に近い事までは分かったが、肝心の本筋がよく見えない。 「多分色々隠蔽するために魔人の人たちを消したんだね」 「そう…だな」 これ以上の考察は無駄だろう。アルマの言ったところまでが確信の持てる部分だ。 「はい、解散!みんなよく頑張ったな!バイバイ!」
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