第3話

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「う~ん 付き合ってもいいかなって思うけど・・ でもさ、そう言う関係になると、 音楽バランスが悪くなると思うんだよね。 私はこのスウィート・メイプル・ムジクが大好きだから、私らの音を大切にしたいんだよね。 それにさ、私は・・ だから、もうちょっと付き合うのは考えさせて。」 ・・そっか。 すぐには付き合わないのね・・ でも、そっか。 こういうの、なんだかいいね。 私は、 『ねぇ、ユウカ、ふたりはいつからそう想ってたのかな?』 ってこっそり聞いたら、 『リンコ、やっぱり、あんたは気づいてなかったのね・・・』 と、言って、 『大丈夫。それがリンコだから。』 とひとり納得したように、ユウカは私の頭をポンポンした。 ・・結構前から、ハザクラくんとアマネちゃんはいい感じだったってこと? まぁ、気づかなかったけど、そうなのね・・・。 その後、微妙な空気感を残したまま、解散となった。
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