第4話

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「・・リンコには、悪いことしたって思ってる。 あの子にはあの子の事情があるんだろうけど、ごめんね・・ 私の息子が不甲斐ないばかりに・・」 クレハおばあちゃんがそう言うと、リンコは、 「ううん。 そんなの、クレハおばあちゃんは何も悪くないよ。 それよりも、いつも私を大事にしてくれてありがとう。」 と、そうリンコは言った。 リンコの中には、きっと言葉にはできないほどの割りきれないものあるだろうに・・
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