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04.課長は大きさと衝撃も規格外でした①
つい先程は、裸体を見られるのと声を聞かれるのが恥ずかしくて堪らなかったのに、快感で乱れる麻衣子には嬌声を気にする余裕などなかった。
「ああぁー!!」
口に含んでいたクリトリスを強く吸われ、両足の爪先に力が入り限界まで膨らんだ快感が一気に弾け飛んだ。
虚ろな瞳で天蓋を見詰め、肩で息をする麻衣子の脹脛を撫でると隼人は達してひくつく秘所へ舌を這わせた。
「あんっあっあっあぁ、やぁ、またイクッ、イッ、あぁー!!」
ピンク色の天蓋の中に、厭らしい水音と麻衣子の喘ぎ声が響く。
太股を抱えられているせいで逃げられず、涙と涎を流して快感に喘ぐ麻衣子の秘所は三本の指を咥え、溢れた愛液によってシーツには大きなシミが出来ていた。
ボクサーパンツを押し上げている隼人の雄は未だ挿入はされていないのに、彼の舌と指で何度達したのかもう麻衣子にも分からなくなっていた。
「も、やだっ、入れてぇ」
隼人から与えられる快感は何度も達するほど気持ちいい。
しかし、指では届かない膣の奥がこれでは物足りないと訴えてきて、苦しくて堪らない。
目蓋を閉じた麻衣子の目尻を伝って涙が流れ落ちる。
泣き出した麻衣子を労わるように、秘所から離れた隼人の手が彼女の頬を撫でた。
「もう、大丈夫かな」
一人頷いた隼人は、ヘッドボードの小物入れへ手を伸ばしてコンドームを取り出しパッケージを確認して、小物入れへ戻した。
「ごめん、ちょっと待ってて」
ベッドから降りた隼人が、ソファーの下に置いたビジネスバックから何かを取り出しているのが見えて、麻衣子は首を傾げた。
ベッドへ戻って来た彼の手にあったのは、金色のコンドームの箱。箱に表記された“XL”の文字に麻衣子の目が点になった。
「ホテルのゴムじゃ入らないから、待たせてゴメンね」
「入らない?」
それは一体どういうことなのか。蕩け切った思考は上手く回ってくれない。
ボクサーパンツのウエスト部へ手をかけて下へずらした瞬間、勢いよく飛び出した隼人の股間の中心にそそり立つモノを見て、麻衣子は「ひっ」と戦慄した。
爽やかな青年の顔とかけ離れた、赤黒く血管が浮き出た凶悪な陰茎。上半身と下半身を切り離して見たら、同一人物のモノだとは信じられない。
ピリッ
コンドームの袋を口に咥えて開けるエロ漫画のキャラみたいな仕草で、彼は数多くのセックスを経験している上級者なのだと思い知らされる。
手早く凶悪な陰茎へ袋から出したコンドームを装着した隼人は、にっこりという効果音が聞こえてきそうな笑みを浮かべ、怯える麻衣子の太股から脹脛を撫でた。
「入れるよ」
太い先端が秘所の割れ目を往復して、くちゅくちゅと音が鳴る。
息を吐いた隼人が腰を押し進め、圧迫感とともに太い陰茎が膣内へと入ってきた。
「あぁっ!」
指と舌で十分に解されたとはいえ、今まで付き合った彼氏とでは比較できない長大な陰茎によって広げられる膣の痛みで麻衣子は声を上げた。
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