夜空に星が流れた夜僕らは

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 夜空に星が流れた夜僕らは空を飛んでいた。 「そろそろ、ここでお別れにしよう」  高校1年からの付き合いと思っていたが、数日前に初めて出会ったと彼は言っていた。  自宅から少し離れた小高い山の上にふわりと降りる。 「あと少しで私との記憶が消える」 「いいのか、それで」  話が少しさかのぼる。
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