act3

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「みお」 扉が開いた、バーのママが立っていた。女は抱き着いた。 「ママ―、なんで、なんで」 「ごめんね、私がいけなかったの、ちゃんとあの子たちに口止めしておけば」 「死にたい・・・」 「そんなこと言わないで、ね」 抱きしめる、泣き腫らした顔にキスをした。体が震えている。女をベッドに寝かせた。 「シャワー浴びてくるわ」 石鹸を塗りつけた鏡。水をかけた。映る顔、これは誰?化粧を落とした顔は男そのもの、言葉を変えても何をしても女にはなれない、体も男のまま。 (私は彼女を抱く資格があるの?)ずっと問いかけてきた。 私も、彼女を捨ててきた男と何も変わらない、でも、この子は私を求めてきてくれている大事にしたい、そう想っていいのよね、みお・・・ ギシッ ベッドに手をついた。 横になっている、女のパジャマを脱がせると、優しくキスをした。 細い身体、傷のある胸をしゃぶる。腹の傷をなめ下へと進む。薄い茂みから、割れ目に舌を入れた。 「うーん」 「我慢しないで、あなたの声が聞きたいの」 「ママ、好きよ、大好き」 「私もよ、あなたを離さない」 「あー、ハア、来て、お願い」 涙目になりながら腕を伸ばしてくる女 「みお、大好き」 男となった今、肉棒を女の体に差し込む 「アー―――」 「動くわよ」 「・・・うん」 ハア、ハア、じっと見つめる目、きれいな瞳、この子の素直さを独り占めしたい。 唇を重ねた。 「いっていい?」 「ん」 「フン、ハア、ハアアア」 「あー――、ハア」 二人は体を抱き合った。 胸の中で眠りにつく女、私は何をしているのだろう、いつも、終わった後に感じる感覚。 今が幸せなら・・・男に変わった今、ただ、目の前の女をいとおしく思い、眠りについた。
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