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ドアを開けると腕を引っ張られた。隣の部屋、お風呂に引っ張り込まれた。
シャワーが出る、体を濡らす
「ねえ、背中洗ってくれる？」
タオルにボディソープを付けたのを渡すと男は椅子に腰かけた。背中を洗う
「もっと力入れていいよ」
ごしごしと力を入れて洗う、大きな胸が背中に当たる。
「交代」
立ち上がると女を椅子に座らせ、背中をやさしく洗い始めた、胸に手が伸びる、びっくっとする。
「はい、前は自分で洗って、お尻もきれいにね」
男はシャンプーをつけると頭を洗い始めた。手にボディソープを出すと体に塗り始めた
「終わった？貸して」
女はタオルを渡すとそれで洗い始めた。
「シャンプー、俺のだけど使っていいよ」
メンソール入りの男性用、少しとって頭に乗せた、刺激の強いものに頭が焼ける様だった。すぐにシャワーを浴びた、頭がスース―する
男もシャワーを浴びる、少しあわがついたまま湯舟に入った。
「おいで」
男に背を向けてはいると後ろから抱きしめるように女の前に腕を出す。
ピュ
指の間からお湯が出る
ピュッ
今度は長く出た
「うまいね」
ピュ
顔をよけたら男にかかった
「わっ」
「ははは」
パッシャ
お湯をかけられた。
「いやー」
パン
お湯を叩いた。
「何でかけるんだよ」
「ははは」
「やっと笑った」
二人は笑った。
「のぼせそう」
「でよっ」
バスタオルでふく
「そのままでいいよ、裸族だ」
「寒いよ」
「エアコンつける、おいで」
さっきまで寝ていた部屋、まだ布団が引いてある。
「エアコンってこれ？」
「そう、二人で入ったらあったかいでしょ、ほら、早く」
手を引っ張って布団をかぶった。
「これ、見た？」
パンフレットを引っ張った。
「すこしね」
「もう、俺の大事なの―」
「いいじゃない、減るもんじゃなし」
「へへへ、面白かったな、ＤＶＤあるよ、他の作品見る？」
「見たい、見て見たい」
「先にこれ見てからー」
「えー」
―ねえ、このシーンさ
「ありがと」
「何？」
「忘れられそう」
「そっか」
「健二の事も忘れよっかな」
「あ、名前で呼んだ」
抱き合った、キスをする、やさしい
「んー、したいー」
「したら、消えてなくなるかもね」
「うそー、そうなの？」
女は布団の中にもぐった、男の竿をしゃぶった
「ハア、ダメじゃん、うますぎるよ」
動いて暑くなってきた
「暑い」
布団をはいだ、男は体を起こして、女を見た
「そんなにしたら、いっちゃう」
女は男を見た、初めて見る顔、ため息のような声がこぼれる
「だめ」
頭に手を置く、女は早く動かした。
口の中に白いものが出た
「いっぱいでた」
「はーやられた、降参」
「口すすいでくる」
起き上る女の腕を引っ張った。
「すぐに来て」
「ん」
すぐに戻ってきた女を抱きしめる。
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