エイミーと魔法のかぼちゃ

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"コンコン" そのとき、教室の扉を叩く音が聞こえた。 「誰かいるのー?」 エイミーが慌てて扉を開けると、先程講義をしていた、おばあちゃん先生が顔を出した。 「あら、エイミー。随分遅くまで残っているのね。もう下校の時間よ」 エイミーは(わら)にも(すが)る思いで、おばあちゃん先生にしがみついた。 「先生、どうしよう……私、かぼちゃを人間の男の子に変身させてしまったみたいで……」 おばあちゃん先生は、目を丸くした。 「なんですって……」 エイミーは、必死に喋り始めた。
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