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第1話設定『1ページ目の意味』
1ページ目、白紙
登場人物設定
キサ:優しくて人懐こいクラスの中心人物的イケメン。
アリス:キサの幼馴染。ツンデレ。目立つタイプではない。
裏話1「二人の関係」
本文を読むと、「あれっ? この二人、付き合ってるのかな?」とお思いになるかもしれません。
しかし、「淡いこの想いを・・・」から推測できるように、アリス氏は自分の気持ちに最近、というか 昨日まで 気が付いていませんでした。
「昨日」の意味については、後程説明いたします。
裏話2「あえてのひらがな」
キサ氏の言ったであろうことば『はなれてても』は、敢えてひらがなにしました。
ひらがなにすると、ちょっと元気がないように思えませんか?
ここで、次の裏設定です。
裏話3「宙は何故空ではなかったのか」
裏話1でお話した『昨日』も関連します。
本文を読む限り、キサ氏は転校してしまった、ともとらえられるかも知れません。
しかし、私の考えていたことは、まったく別のことです。
もうお分かりかとは思いますが、 彼は旅立っていったのです。
そう、 宙 へ。
キサ氏は、とある病気を患っており、 つい昨日、 旅立っていきました。
ですが、私個人としては、 彼を旅立たせるつもりはハナからなかったのです。
ただ、自然とそうなってしまった、だけで。
キサ氏には申し訳ありません。
謝罪します。
裏話4「1ページ目の意味」
第1話で一番大事になってくるのが、この、「1ページ目の意味」です。
2つの願いを込めてみました。
まず一つ目は「サヨナラ」。
一緒に作っていくはずだった物語が、真っ白になってしまったという、
どちらかというと悲しいイメージです。
そして二つ目。「ハジマリ」です。
一人で歩んでいくアリス氏、 ほかの誰かを見つけて新たな幸せを築くアリス氏、そして、アリス氏やキサ氏の家族・友人。
彼らの新しい一歩を祝して、 このお話を閉じます。
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