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「敵の大将は、この大将軍Xが討ち取る!シトレアさえ倒せば、この戦は勝てるはずだ。者ども、お前たちは私の後に続け!雑魚どもを蹴散らして我が剣の助けとなってくれ」
「うおおおおおっ!!!!」
Xに鼓舞され、ヴェルメリの兵士たちは声を上げる。
そして、陽が最も高く昇ったのを合図に、開戦の角笛が鳴り響いた。
「進めぇっ!」
天下に類を見ない鍛治技術を有するヴェルメリ王国。
兵士たちは、抜群の強度を誇る鉄製の剣や大盾、全身鎧で武装し、重い足音を立てながら敵軍へと歩を進めるのだった。
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