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仲間になった快次を警戒する理由などない。死気なんて憑いていないし、尊敬する人にはすぐ“姉御”などソレっぽい呼び方で呼ぶ彼のことだ。
「布瀬さんはおかしくない。絶対に」
真菅の言い分もわかる。確かに、正確にウラガミ様だと分かったわけではない。だから今回の捜査にも同行してもらうのだし。
「……クソ。言い損ねた」
どうせなら、聞けばよかった。和氣紅乃について、何か相談や連絡はあったかどうか。
無性に、彼女の元気な声で“店長!”といつものように呼んでほしくなってしまった。
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