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『欠陥ありきで最強なので』番外編をご覧くださいましてありがとうございます。横山采紅でございます。
無事に書き終えることが出来た今回のお話は、まぁこのあとがきを読まれている方なら言わなくともわかっていることでしょう。
今作主人公の鈴重夜道の子供たち、朝道と奏を主役にした物語でしたが、いかがだったでしょうか?
大人になった夜道や響、陽京も登場し、夜道に至っては主役じゃないのに主役並みに目立っていたかと思います。
ですが、今まで魔術にろくに関わらなかった朝道と奏が最も父の凄さを理解するにはあれくらいやってもらった方がインパクトあるかな~と思って書かせていただきました。
朝道、奏、そして朝道のクラスメイトであり悪魔と人間のハーフである天倉美空。彼女の存在があったからこそ朝道の歳頃の男子高校生らしい一面も書くことが出来ました。朝道と美空の戦いも悪魔と人間のハーフ同士ということで、楽しんでもらえたなら幸いです。
さて、本作の中でも言及したかと思いますが、朝道は響に、奏は夜道に似た感じでしたね。いいですよね、強くてクール、それに負けず嫌いな女の子。ぶっちゃけ奏のキャラ大好きです。
朝道よりも奏の方が強かったり、でも朝道は兄としての威厳や思いやり、奏は普段はウザがっている兄を実は人一倍気にしている妹だったり。
兄妹の絆もまた今作のテーマの一つでした。きっと二人は夜道と響の背中を見据え、これから共にとんでもない成長をしていくことでしょう。
残念ですが今作の続きの制作予定はありません。まぁ本来は夜道主役の5巻で完結でこれは勢い任せに書いた物なので、命だけは勘弁してください…。
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