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明治時代の女流小説家・樋口一葉はエッセイ「さをのしずく」で紫式部と清少納言を比較して
「人徳は紫式部が上かもしれない。紫式部は権力者に守られて作品を発表したラッキーガールだけど、後ろ盾を失った清少納言を悪く言うのは間違いだわ。『枕草子』は二度三度と読むうちにモノのあはれを感じますもの」
と清少納言の肩を持っています。
こちらも拙作の「道草…寄り道…樋口一葉」(これもAmazonセルフ出版しています)にくわしく触れております。
安倍公房と清少納言。この2人はもっとも苦しい時期、自作に笑いを忍ばせ読む人を楽しませました。
そして樋口一葉もまた、「さをのしずく」のラストで「すべて世の中は をかしき物なり」と締めくくっております。
飛躍した雑多な内容でお目汚し、失礼いたしました。m(__)m
ついでに……宣伝失礼いたします。
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