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ある意味、「バベルの塔の狸」の「微笑についての理論的分析(?)」めいた描写が退屈で、当時の未熟な読者であったわたしを敬遠させるのに充分でした。(一種のトラウマだったかも?)
そして今年(2024)、いきなり安倍公房の書籍がほとんど一斉に電子書籍化!
1924年(大正13年)生まれの安倍公房生誕100年ということで、映画「箱男」も封切られたわけです。
「電子書籍なら谷崎潤一郎も読めたし、安倍公房もいけるかも」
というわけで、谷崎潤一郎に続いて「過去に挫折した作家の読書リベンジ」です。
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