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68 明治の女流作家 田沢稲船
田沢稲船 (たざわ いなふね) ……うーん、この人になぜ興味を持ったのか? と問われれば
「わたしにも、なぜなのか分かりません」
と首をかしげるしかありません。この「なぜだろう?」という疑問を整理するため、ここにまとめたいと思います。
きっかけはやはり樋口一葉。一葉の落書き(? 明治二十七年から八年の下書きの余白)で
いな舟 かのぬし参られそうろうとても 田沢 田沢 田沢 稲船 稲船
という記述の資料があると知ったためです。
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