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柔らかい唇で指を挟まれて、温かい舌でくすぐるように指の間まで舐められて、物凄く恥ずかしいのに甘美で足が震えた。薬指にもちゅうちゅう吸い付いている。中指、人差し指と舐められて、気づけば喘がされてた。
「あ……あぁっ、んっ」
「可愛いね、楓子ちゃん。楓子ちゃんの足、美味しいよ」
「変態……っ」
くすぐったさが快感に変わり、体の芯が熱くなる。親指を舌で舐め上げられて思わず足を引っ込めた。柊平さんが笑いながら言った。
「……気持ちよかった?」
私は恥ずかしいから何も答えなかった。すると柊平さんは、今度は私の左足に手を伸ばす。また脱がされるのかと思ったら、ストッキングの上から指をしゃぶり始めた。
「あ、いやっ! 汚いからっ」
一日中、歩き回って汗もかいている。私は恥ずかしくて恥ずかしくて、足を引っ込めて柊平さんを押しのけようとしたけど、足首を掴まれて太腿も押さえられて、びくとも動かなかった。
「いやぁぁっ、ねえ! やめて!」
ちゅ、ちゅっとわざとらしく音を立ててキスをしている。陶然とした表情の柊平さんに、左足の親指を口に含まれて、唾液にまみれて濡れたストッキングが張り付いてる。なのに、口づけられている部分は熱くて気持ちいい。
「ん……もうやだ……柊平さんの変態っ……! あぁ……あっ……」
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