継接夏目という男

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僕、継接(つぎはぎ)夏目(なつめ)という男は断言する。 「僕は根っからの「現実主義者」だ」と 「小説(フィクション)を書いてる人間が何いってんだ!」 と思いますが、ここでの意味合いは少し違います。 ここでの「現実主義者」とは平たく言えば「リアルを大事にするマン」ということです。 どういうことか? というと、例を挙げて説明します。 まず、とても強い能力を授かった! そして、それを活用する最適な環境(例えば軍や騎士団)がある! さあ、試験を受けよう。合格! 最後に面接だ! 「何故君はここに入ろうとした?」 ここまでは許せる。 僕だって活用する。 「はい、親を殺されたからです!」 うへぇ……。なんと痛々しく妄想的で歯が浮くような唾棄(だき)すべき言葉なのだろう!! 言い過ぎましたね。 要するに、僕が言いたいのは「現実から逸脱(いつだつ)しすぎじゃね?」ということです。 この世界には「成功者」と呼ばれる者がいます。 じゃあ、その人達のほとんどは親が殺されたor暗い過去を持っているでしょうか? 残念ながら、そんな感動的な物を持っている人は数少ないです。 沢山いたらこの世界の治安が悪すぎます。 「小説(フィクション)なんだからええだろがい」 そう思ったあなたは今すぐブラウザバックすることを(すす)めます。 数分後には画面を殴り付けているかもしれませんからね? 結論から言えば「現実はロマンティックに進まない」 ということです。 物の価値は「数」によって決まります。 少なければ高く、多ければ低くなります。 どんなにロマンティックな風景でも、二十四時間、三六五日それを見れる場所に住んでいれば、いずれかは単なる「背景」になってしまいます。 確かに、人物像に「非現実的なこと」を入れれば、スポットライトを当てやすくなります。でも、それは甘え。 それを使ってしまえば、他のロマンティックが薄れてしまいます。 ですが、少なくしてしまえば「魅力(みりょく)」が無くなる。 う~ん( ̄~ ̄;) なんとも塩梅(あんばい)が難しい。 余談が過ぎました。 つまり、「現実味(リアリティー)のある非現実(フィクション)」が大事ということです。 僕はこれをモットーに書いています。 「私も同じです!」 という方。一緒に「現実味のある非現実」の世界を楽しみましょう。 「別にいいだろ!」 という方。おおいに結構。今述べたには僕の見解であり、偏見(へんけん)。この世の理ではありません。 感じ方は人それぞれ、私とは(しょう)が合わなければご自分の好みの小説を愛して下さい。 さて、ずいぶん長くなりましたね。 こんな僕の書くファンタジーは「能力(・・)」という「非現実」があります。 しかし、こんな性分なもので、技一つとっても論理的に考えたい人間です。 そこを細かく書く分。「技名」「能力名」を一切(・・)書きません。 「やっぱり無理だ」 という方。おおいに結構。今述べたのは……っと、これはさっき言いましたね。 まあ、そんな感じで自分の欲に忠実な男ですが、自己紹介を見て興味を持ってくれた方は是非、僕の作品をご覧ください。 最後に投稿頻度なのですが、あまりにも遅いです。 「人間は時間の奴隷(どれい)」と言いますが 正にその通りに操られています。自分にも時間停止ができたらな……。 でも僕が住んでいるのは「現実」ですね。 しかし、それを叶えるのが小説(フィクション)の素晴らしいところです。 応援メッセージがあれば、その分僕も時間に逆らうつもりなので。どうか応援お願いいたします。 それでは作品の方で。 継接 夏目
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