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いつもの日
「___________________?」
目の前に現れた大きなカイブツは、いつものようにボクの方に体を近づけてくる。
この行動を、最初こそは怖がっていたものの、何も危なくないというのを今では知っているので怖くない。
むしろ、ボク近づいていく。
このカイブツは、ボクがこうすると嬉しいのだ。
「__________________________ 」
ボクのように口をパクパクさせているカイブツは、上からご飯を落としてくれる。
ボクはこのご飯が大好きだ。
すごく美味しいからいくらでも行ける。
すべて食べ終わっても物足りないときは、口をパクパクしてカイブツに近づく。
そしたらカイブツは、嬉しそうにご飯を落としてくれる。
3回目はないし、最初よりは少ないけど。
「______?」
カイブツは口をパクパクさせて、どこかへ消えてった。
これがボクとカイブツの日常。
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