星空の下
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「願い事、叶うよ」 目を細めて笑うハルの顔を軽く睨むと、今度は啄ばむようなキスをされた。 「ばかお前、こんなとこですんな」 「暗闇だから、誰にも見られないよ」 「満天の星空はどうした」 「それはフィルターの向こう側」 都合のいいフィルターだなと悪態をついても、イマイチ覇気がないと自分でもわかる。 ほのかな風にそよぐ笹の葉に目を向ければ、二枚の短冊が並んで揺れていた。 <おわり>
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