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おそるおそるの二歩目
中学からは完全に文章に傾きましたが、それを雑誌投稿したのはただ一度きりでした。
今のようなネット投稿ではなく、原稿用紙に手書きです。見事なペンダコが出来ましたがやはり落選。
まぁ?、自分で読み返したら『これはアカン』というぐらいに読みにくいものですから致し方なしです。
ただそれをバネに頑張る根性が私には備わっていなかったので、後はひたすら書くだけで、第三者に見てもらう欲求は希薄なものでした。
成人してから数年は、仕事と図書館、本屋以外では外に出ないような非社会的生活を送り、親に言われた『伝書鳩みたいだね』という言葉にも傷つくどころか納得しきり。
まっとうなOLではないよね。
そんな折り、出かけた先の空き時間にポメラの初期機でポチポチと作文していた私の手元に興味を持った姉の友人がその文面を軽く流し読みした後『面白いね! 読ませてほしいな!』と、言ってくれたのはまさに青天の霹靂。
『え!?面白い?本当!?』
気分は森の小人のダンス状態です。
それからは他にもう一人加わり、読んでくれる二人のためにだけ書きました。
仕事しながらの遅筆で、その物語はまだ完結していません。
ごめんなさい。
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