オープニング Two

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オープニング Two

〈第五章 月神の教え〉 明日は時期神候補『神子』と、現『神』の入れ代わりの儀式(ぎしき)、『神代(かみしろ)儀式(ぎしき)』が(とり)り行われます。 レルアールは月神に様々な事を教わりました。 『世界を司る神は"新神(セル)"と呼ばれ、男神女神二柱ずつ、計四柱いる』 『封印の書(ジュエ)は、違反を犯した者を閉じ込められてしまう。封印の書(ジュエ)は幻の書とも呼ばれる』 『地球には中央(ゼーゼ)東地(とうのち)西火(にしのび)南雫(みなみのしずく)北風(ほくのふう)があり、それぞれ新神(セル)、牛、ライオン、ワシ、天使が護っている』 『東地(ひがしのち)は"ミュース"、西火(にしのび)は、"ビュース"、南雫(みなみしずく)は"デュース"、北風(ほくのふう)は"シュース"とも呼ばれるのだ』 『神代の儀式は中央(ゼーゼ)地方(マーシャ)で行われる』 色んなことをいっぺんに教わったので、レルアールは半分程しか覚えることが出来ませんでした。
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