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 リビングの灯りを消すと、康孝はサチの腰を抱いて寝室に入る。  念のために内側から鍵を閉めると、貪るように口づけをして、着たばかりの服を脱がせた。 「あぁ、綺麗だねサチ」  サチをベッドにゆっくりと寝かせ、康孝は服を脱ぎ捨てながら口づけをし、サチの乳房を手で揉むと、硬く膨らんだ頂を指で摘んで弄る。 「はぁっ……」  それだけでバスルームでの刺激を思い出して、サチは両足を合わせて身を捩る。 「可愛いね」  康孝はサチの胸に顔を埋めると、唇や舌を使ってゆっくりと愛撫する。  舌で絡め取られた乳首は硬くなり、刺激を受けるたびにサチの奥は疼いて、股間に差し込まれた康孝の大腿に押し当てて腰を動かす。 「そんなにすぐ欲しいの?」  康孝は愛撫の位置をずらしながら、サチの秘所にゆっくりと近付いていく。  茂みを掻き分けて指で拡げると、濡れそぼってヒクついた蜜口に舌を這わせ、厭らしい音を立てて蜜を吸い上げる。 「んっ、や、あぁん……」  出し入れされる生暖かい康孝の舌を、蜜口を窄めて更に奥に誘い込む。  康孝はそこから舌を引き摺り出すと、乾いた指先で熟れた蕾を刺激する。 「あぁっ!」 「サチはここを弄られのが好きだね」  小さな蕾が刺激を受けて膨らんで、更に敏感になる。  乾いていたはずの康孝の指先はサチから溢れる蜜で充分潤っていた。  胸の頂を吸い上げながら、康孝はサチの中に指を挿し込んで中を掻き回すと、親指の腹で蕾を捏ねる。 「んぁああぁんっ」  嬌声を漏らしながら、サチは腰を揺らして康孝の指を更に奥に誘うと、康孝に口づけを強請って肩に縋り付く。 「どうして欲しいの」  指を増やしてサチの中を犯すと、康孝は甘く痺れる声でサチの耳元に囁きかける。 「ああっ、ダメ、や……んっ」  康孝は熱くなった自身の昂りに、サチの手を添わせて刺激を求める。  サチは康孝の芯の溢れた蜜で尖端を擦ると、時折爪を立てるように入り口を虐める。 「ぁっ……」  康孝が息を吐き出し、入り口から蜜が溢れて来たので尖端を指の腹で擦り、指先を湿らせると親指と人差し指で輪を作り、康孝の芯を上下に粗く扱く。 「あぁ……気持ち良いよサチ」  康孝は熱っぽい息を吐き出してキスをすると、サチの蜜口に二本の指を挿し込んで、中を蹂躙する。 「あ、やっ……だめぇ、いゃあ」  漏れる嬌声を抑えることなく、サチは一緒にイキたいと懇願する。  指が引き抜かれると、サチは康孝の芯をそのまま蜜口にあてがって、挿れるように何度も腰を揺らす。 「お願い……挿れて」  芯に添えたままの手を逆手にすると、尖端を蜜口に沈めて窄め、サチは真正面から康孝を見つめて懇願する。 「このまま挿れて……お願いっ、ちょうだい」  ビクビクと痙攣する蜜口から蜜が止め処なく溢れて来る。 「あぁ、サチはいけない子だ」  康孝はサチが強請るまま、避妊具を着けずに、サチの足を自分の肩に掛けると、一気にサチの奥に芯を穿って、抽挿を早め何度も腰を打ちつける。 「あぁんっ、あ……気持ち、いぃ」  抽挿とシンクロして激しく揺れるサチの乳房を、康孝は鷲掴みにして揉みしだく。 「んっ、や……あ、気持ちいい、んっ、あ」  息をするのも辛くなるほど、サチは厭らしく腰を揺らして康孝を求めると、康孝は嬉しそうに笑いながら、指の腹で蕾を捏ねる。 「尖って、触って欲しそうにしてるよ」 「やめっ、だめぇ……えっ」 「あぁ、凄いヒクついて中が締まるね」  蕾への刺激がサチを昂らせ、もっと奥まで穿って欲しいと腰を揺らす。 「お願……ぃ、一緒に、いっ、イキたい」 「このまま?」 「お願い。中に康孝さんをちょうだい」 「そんなに可愛く強請るの反則でしょ」  康孝は抽挿の角度を変えて、サチが気持ち良い位置に穿つ。 「あっだめぇっ……そこ、やっ、んん……」 「好きでしょ」  何度も突いて刺激すると、抽挿を早めて康孝が甘い吐息を漏らす。 「サチ、も……出る」 「ん。出して」  掻き抱くように強く抱き合うと、互いの息遣いが混ざり合って、程なくして二人で絶頂を迎える。 「んっ……ん」  ビクビクと痙攣するように震えて、康孝はサチの中で果てる。蜜口から熱が溢れ出してベッドを汚した。 「はぁっ、はぁ……」  ゆっくりとサチの中に沈めた芯を引き抜くと、白濁した愛液がサチの中から溢れる。  康孝はサチの隣に仰向けに寝そべると、息を整えてからサチの額にキスを落とした。 「中に出してとか、一緒にイキたいとか。可愛いこと言い過ぎだよ。歯止め効かなくなったじゃないか」  肘を立ててサチに跨り、真上からサチを見下ろすと、こんなおねだりはしちゃいけないよと言って口づけを落とす。 「康孝さん、ありがとう」 「俺の方こそ」  暫く睦み合って時間を過ごす。 「とりあえず、シーツを替えなきゃね。シャワー浴びてこようか」 「……うん」  どこから出したのか、康孝はティッシュでサチの蜜口をきれいに拭き取ると、ゆっくりとサチの身体を起こして座らせる。 「立てる?」 「ん。大丈夫」  短い会話を済ませると、ベッドの脇にサチを立たせて、康孝は素早くシーツを剥がし、部屋の鍵を開けてリビングにサチを連れ出す。  暗い廊下を抜けてバスルームに辿り着くと、康孝はシャワーを浴びるようサチを先に浴室に通して、洗濯機から洗濯物を籠に取り込むと、シーツを洗った。  熱めのシャワーを浴びていたサチは、入ってきた康孝に温度は大丈夫か確認する。 「サチ、きれいに洗おうね」 「ごめんね……無理に強請って」 「良いんだよ。気にしないで」  そう言うと康孝はサチの秘所に指を挿し込んで、シャワーのお湯をかけながら指で掻き出すようにサチの中を洗う。  子供が欲しくて強請ったわけではない。康孝もそれを承知しているのだろう。入念に洗い流しながら、サチに似た可愛い子が欲しいなと康孝が笑うので、康孝さんに似たかっこいい子がいいとサチも笑った。  バスルームを出ると、ひたひたとフローリングを裸足で歩く音が響く。  康孝はキッチンから炭酸水のボトルを持ち出すと、そのままサチを抱きしめて寝室に戻る。 「電気つけるよ?」  康孝は断りを入れてから寝室の電気を点け、バスタオルで身体を包んでいるサチに着替えるように言って、クローゼットの中から替えのシーツを取り出す。  Tシャツにパーカーを羽織り、ボクサーパンツ姿のサチが、手伝うねとシーツを受け取るので、康孝も服を着た。  二人でベッドメイクを済ませると、サチをベッドに座らせて康孝もその隣に座る。  炭酸水のペットボトルを開けると、サチにまず与え、康孝も喉を潤した。 「眠れそう?」  サチに優しく声を掛けると、康孝は横になろうとサチを抱きしめる。 「康孝さん、私凄く面倒臭い女だよ」 「それでも俺はサチが良いよ」 「変わった人ね」  髪を優しく撫でる康孝にサチは笑ってそう言うと、抱きしめる腕を強めて寄り添った。 「変わってるかな?」  優しくサチを抱き返すと背中を撫でるようにして康孝が呟く。 「私なんかで大丈夫?」 「サチが良いんだ」  優しく背中を撫でたまま髪に口づけて、サチにゆっくり眠るように言った。  サチの呼吸が規則正しく整っていくのを確かめつつ、康孝も眠りに就いた。
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