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「っん、社長!?」
社長の分厚い舌が、私の首筋を美味しそうに舐めている。
羞恥心で一気に身体が熱くしながら、社長を押して離れさせる。
「っ何してるんですか!」
「雪がエロいから」
社長の真剣な顔に一瞬納得してしまいそうになったが、すぐに我に返りソファから立ち上がる。
玄関に向かって歩きだそうとするが、社長に腕を捕まれてしまう。
「どこへいく」
「っもう帰ります」
「…雪、一緒に朝ごはん食べよう」
がっちりと腕を掴んで離そうとしない社長に無言の圧力をかけられて、数分間は耐えたがもう…。
「っ……分かりました」
社長はニコッと笑うと、私を座らせ、キッチンで手早く料理し始めた。
すぐに美味しそうな匂いが私に届いてきて、いつの間にか、出来るのを楽しみに待っていた。
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