予命診断
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こんなことになるくらいなら、もっと話しておけばよかった。 仄暗い廊下を歩きながら、頭の中で呟くも今更そんなことを考える自分に、嫌気がさす。 後悔先に立たず、とは良く言ったものだ。もっと先人の教えを大切にすべきだった。 蛍光灯は等間隔に廊下を照らしているが、その間隔は広く、時折、足元が見えにくくなる。 人気のない長い廊下では、自分の足音と蛍光灯の点滅する音だけがやけに大きく聞こえた。
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