第4話 パクリトケンカ Part1

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第4話 パクリトケンカ Part1

ナナ:スタートする前に、登場人物だけ紹介しておきます。まずは、社長。名前は、カズ。なんでもかんでもエロい方向に考えるクズでスケベな社長。2人目は、楽曲の制作兼プロデュースをしている、この会社の社長的存在の人物、ノンさん。ただ、引きこもりの性格のため、姿は一切登場しません。小説なのでわからないかもしれませんが。3人目は、この事務所の雑務を行っているタイガくん。2次元のものがとにかく大好き俗に言うオタク。何があってもコミケやコスプレ会などには必ず参加する。そして最後は、この私。ナナ。ここの会社の事務員として雇われた。これだけは言っておきます。この人たちはとにかくグズです。ご了承ください。紹介はこれぐらいにして。では、スタートです。 事務所 タイガ:っはぁー。 ナナ:なに一人で紅茶飲んで息抜きしてるんですか! カズ:俺もいるぞ! ナナ:うわ!社長。 カズ:”うわ!”ってあっ!もうこんな時間か。 ナナ:えっ!ついに社長…… ノン:ナナちゃん。期待しないほうがいいよ。 ナナ:おっ!ノンさんびっくりした。突然出てこないでくださいよ。 ノン:ごめんなさい。 カズ:みんなが…みんなが…無視する。 ナナ:社長こんな序盤で勝手に凹まないでください。それで、何があるんですか? カズ:お偉いさんと会合なの。 ナナ:社、社、社、社長が普通の人になったぁぁぁー! ノン:ナナちゃん落ち着いて。これは社長がどうしようもない時に風俗に行く時につくクソしょうもない嘘だから。 ナナ:なんか今日ノンさん口が悪いですね。 ノン:………… ナナ:あ、逃げた。 カズ:それじゃ行ってきます。 ナナ:”それじゃ”じゃないですよ。社長、社長?ちょっちょっと。行っちゃった。 タイガ:っはぁー。 ナナ:まだやってんのかい!てか、お前も入ってこいよ。 タイガ:いった!蹴んなよ! ナナ:そんなことよりも歌、歌はできたんですか? タイガ:ふっ!なぜ俺がこうして余裕な感じで入れるかわかるか? ナナ:いや。というか考えたくもないですね。 タイガ:しんらつ。 ナナ:そんなことよりも… カズ:今帰ったろー。あはっ! ノン:社長飲んでますね。 ナナ:ちょうどいい。その音楽皆さんに聞いてもらいましょうよ。 タイガ:わかった。じゃあ少しだけ待ってて。 ノン:線の配線しておきますね。 ナナ:社長はって社長。 カズ:zzzz ナナ:はぁー。 カチッ ♪♪♪♪♪♪♪ ナナ:この曲ほんといいよな。 ノン:準備できたよ。 タイガ:いい?みんな驚くよ! カチッ ♪どうだ聞こえるか?  支配する者よ! 奴隷を拒む者の決意の歌 歓喜と鼓動 重なり響けば 闇夜は明け 朝が来るよ この革命に 我らと一緒に 名乗りを挙げ さあ立ち上がろう! 壁を壊して 自由手にしよう! どうだ聞こえるか?  支配する者よ! 奴隷を拒む者の決意の歌 歓喜と鼓動 重なり響けば 闇夜は明け 朝が来るよ たとえ仲間が 撃たれ倒れても 恐れず 歴史を変えるために 闘い 心きざめ 友の血 どうだ聞こえるか?  支配する者よ! 奴隷を拒む者の決意の歌 歓喜と鼓動 重なり響けば 闇夜は明け 朝が来るよ この革命に 我らと一緒に 名乗りを挙げ 新時代を作ろう! 目の前の敵 討ち取っていけば 新たな時代 訪れるよ この革命に 我らと一緒に 名乗りを挙げ 新時代を作ろう! 目の前の敵 討ち取っていけば 新たな時代 訪れるよ あああ 明日が♪ タイガ:どう? みんな:おーすごい。 ナナ:?ちょっちょっとごめん。盛り上がってるとこ悪いけどこれパクったよね? タイガ:えっ。なんのこと? ナナ:いやパクったでしょ。 カズ:今の音楽物凄く聞いたことがある。 ナナ:ほら。 カズ:カタイノガイイノで流れてる音楽だ! みんな:…… ノン:あっ、この歌と音程が全く同じで歌詞が似てる歌発見。えっと…民衆…。 ナナ:あーあーあー。ほら、やっぱり、パクったでしょ? タイガ:……パクりました。
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