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僕のお父さんは博士。タイムマシンの開発に取り組んでいてとても偉いんだ。でもお母さんには弱いんだ。いつも怒られてる。この前なんか僕が寝てる時に帰って来て滅茶苦茶怒られてた。あんまりお母さんが大声でどやすから僕、目が覚めて分かったんだ。
「キスマークが付いてるわよ!」
「えっ、嘘、何処に?」
「首筋に!」
「えっ、ああ、これは虫刺されだよ。痒くて掻きまくったから赤く腫れたんだな。」
「茶化さないで!この浮気者!女ったらし!」
こんな会話が聞こえて来たんだ。で、お父さんは酔ってるから呂律が回らないんだ。だからお母さんに、「だらしないわねえ!」とも言われるんだ。
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