それぞれの営み〜看取り屋

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二郎と彩夏は二郎が休みの日は朝に散歩をしていて、もうしばらく続けている。 自宅から徒歩コースとか車で近くのコンビニに行き、コンビニからコンビニの往復とかいくつかコースがあった。 ダイニングテーブルに座り、キッチンに立つ彩夏のお尻をじーっと見て、「最近お尻がちょっとかわいくなったんじゃないか…」「あらそう、嬉しいわ。」と彩夏はミニトマトを一つ朝食を摂る二郎の皿に乗せた。 市役所から介護認定の電話が二郎に入った。要介護度1だった。「デイサービスを利用しますか?」と聞かれ「母に相談します。どうもありがとうございます。」と言って電話を切った。
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