01 _ 尚志先輩

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01 _ 尚志先輩

「 先輩 」 『 ん?なに? 』 「 私たちの関係って、何なんでしょうか... 」 保健室。 綺麗な白いシーツが敷かれたベッドの上で、先輩に抱きしめられている。 『 ひなちゃん、いい香り... 』 「 話、逸らさないでください... 」 『 甘い香り好きなんだね 』 「 ったく、先輩ったら... 」 核心に迫るような話を持ち出すと、竹原尚志先輩はいつも逃げるように逸らす。 「 先輩っ 」 『 なに。』 「 私は先輩のなにっっ... 」 いつもこうだ。 私がしつこく尋ねると、口を塞いでくる。 それも、長く...蕩けるようなキスで。
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