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そう眉を顰めた瞬間に、、、
背後に立つ人が片手で紫乃舞の腰にそっと手をあてる。
痴漢? 一瞬 そう思ったが、後ろから漂う気配と匂いは、女性のものだ。
香を焚き染めた絹の着物に身をつつんだ花の香りの息を持つ女性、、
腰に手が当てられた部分が、、熱い、、
女性は片方の手を伸ばし、紫乃舞の熱い部分にそっと手を当ててくる。
長く細い指に、暖かい体温、、やはりこれは女性のものとしか思えない。
何故かわたしは、手を跳ね除けて、抗おうとしなかった。
その手が、、とても気持ちいいもんで、、、つい、、
片方の手は、和服の上から尻にそっと触れ、その形を愛でるように撫で始めた。
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