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「何回だってしたいよ!」
許されるのなら、誰にも渡さず葵登だけを感じていて欲しい。朝も夜もなく抱き合っていたい。ノリさんとセックスがしたい。
とろりとしたローションを手のひらに出して、ネチャネチャと音を立てながら指へ伸ばした。自分の指がいやらしく光る。
じっとそれを見つめるノリさんにキスをする。
「上手にできないかもしれないけど……」
急に弱気を見せる葵登に小さく笑うと、ノリさんは観念したかのように力を抜いた。
広げた足の間の奥でひっそりと待つ蕾に指を差し入れた。ほんの少しの抵抗を見せながらもむさぼるように吸い込んでいく内壁に葵登はゴクリと唾をのんだ。こんな場所に入れたいと思う自分なんて想像もできなかった。
クチクチと音を立てながら抜き差しをするとノリさんは息を荒くしてそれを受け入れる。
もう一本増やして指を広げると、赤く淫らな内壁がのぞく。
「やらしい……」
誘うように口を開く場所に顔を寄せて、指で開けた隙間に舌を差し込んだ。ノリさんが驚いたように足を震わせる。
「そんな場所舐めないでよ」
ジュルルっと滴る音を立てながら舐めてすすり上げた。口の中にローションとノリさんの体液の混じった味が広がる。
「あ、やっ、」
さすがに羞恥を感じたのか頭を押してずらそうとする動きを制して、さらに恥ずかしいことをしてやりたくなる。今この瞬間、葵登だけに見せる痴態に興奮し行為に没頭した。
「恥ずかしい、ね、やめて」
懇願しながらもノリさんの性器からはトロトロと透明なしずくがこぼれている。
中を覗くように大きく輪を広げ、唾液を押し込んだ。
「いれたい……」
ノリさんの体液と葵登の唾液の交じり合うこの場所に入れてかき回したい。
コンドームをつけようと袋を開けたけれど、うまく装着できなくて舌打ちをする。焦る気持ちが余計に不器用にした。
「焦らなくていいから」
新しい袋を開けたノリさんが、葵登の性器に触れた。
「大事なことだから覚えて」
ノリさんは小さなゴムの先端にある部分をキュっと押して空気を抜いた。そして何度か葵登の性器をしごいてそれをかぶせた。きつく締め付けられるような感触。ピッタリと薄い膜に遮られた性器にノリさんはチュっと口づけをする。
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