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過程
とある町の話
イクスsibe
イクス[あーすっごい暇、この暇どっかで潰さ
ね?意見ある人はこの俺に言え!]
あれはいつもみたいに学校の帰り道友達と寄り道しようとしてた、テスト終わりでなんか楽しそうなことやりたいと思って意見を求めた勿論この俺のことだテストは毎回高得点だしかも、今回は学年末ってこともあり剣術の試験のあった。剣は昔から得意で町一番と言われたほどだだから大丈夫だろう、でもさすがにこのところ勉強漬けで疲れたからすっきりしたかった
友達1[う~ん、あ!それじゃああそこ行って
みるか?]
イクス[あそこ?]
友達1[ほらあったじゃん!最近人気の聖剣抜
き!!]
イクス[ああ、あれか]
1年くらい前に鉄を採掘していたらある空間が現れたそこは剣が突き刺さっていたそばに石盤があり古代文字でこう書いてあった
[聖剣ゼウスを抜いたものは勇者になり魔王を倒すであろう]
馬鹿馬鹿しいなんともどこぞの絵本などで出てきそうな設定だ、ちなみに今人間と魔族は争っている、昔からずっと続いているらいしい仲良くすればいいのにと子供の頃は毎回思った程だ今だって仲良くすればいいって思ってる、でも、魔王とこっちの国王が許さない噂では魔王がこっちの申し出を断って悪くなったらしい本当に馬鹿馬鹿しい争いだ魔王が率いる魔族は魔法が使える人間にも稀にいるらしいが魔法が使えるものは魔王の手下といって殺されてしまうらしい、それは昔話で今は魔法が使える人間は重宝されているがそういう差別は依然として消えていない、魔法のお陰でかなり発展した争いがなければ平和そのものだ。
イクス[今の時間帯だったらすいてるし行く
か、これで抜けたら面白いな!]
友達1[まさかー抜けた奴誰もいないしありえ
ないだろー]
ん?なんかフラグ立ったか?気のせいか
ーーーーーーーー
あれが聖剣ゼウスかなんか光って見えるわw
友達1[スゲーカッケぇ]
友達2[なんか映えそうじゃね?]
イクス[あとでシャメ撮っとくか]
友達1、2[[それな!!]]
シャメの準備しておくか
整理委員[次の方どうぞ!]
イクス[ん?俺らか]
ちょっと緊張するな、まあこれくらいがちょうどいいか
友達1[最初、俺な!]
やっぱり唸ってるけど全然抜けない次の奴も抜けないまあそうだろうな
友達2[はあ、はあ抜けなすぎて疲れたわ]
イクス[じゃ、いくぞ]
重みがあるな
ん?なんかからだの奥でなんか熱い?!なんだこれ?!
イクス[ふっ]
え?抜けた?
あー最悪だフラグ回収お疲れ様です
まあこの俺だから仕方ないか⭐️
それにしてもなんだこの感覚は?なんというか力が漲っているような
友達1[ま、マジかよ!イクスジオ!!]
友達2[やべぇ!!すげーカッケー!!!]
周囲の人が騒ぎだした
周りの人[勇者が現れたぞ!!!]
周りの人[あの瞳が証拠だ!!]
ん?瞳?
俺は鏡をみた
イクス[ な、なんだこれ?]
エメラルドのようにキラキラしたこの瞳は?
学者[伝承どおりでしたね、勇者はエメラルド
のような瞳を持つというのは]
なんか聞いたことがあるな、確か魔力が多いものに現れるというジュエリーアイ一般的には、サファイアが多いって言われてる奴だな、そして稀にルビーなどといったものもいるみたいだがそれはごく僅かしかいない魔族はよくジュエリーアイを持って産まれるみたいだが魔族でもそうそう見ないらしい、確か魔王がジュエリーアイの持ち主だっけ?イエローダイアモンドのジュエリーアイのなかでもなかなかいないダイアモンド厳しいなそれを俺が倒すのか
使者[あなた勇者様ですね私たちどもは国王様
の使者です、お迎えにあがりました]
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