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イクス[使者?]
使者[はい、勇者が現れたらすぐに知らせろっ
と言われてまして半年間お待ちしていま
した]
半年前ずっとここにいたのか!?さすがの俺でもきついな、なんというかお疲れ様です
使者[準備ができ次第国王様にお会いしていた
だきます]
イクス[え?あ、はい]
マジかよ国王ってマジか
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帰宅後
イクス[あーただいま]
イクス母[あら、お帰りなさいイクス]
いつも通り優しい母が挨拶する
イクス[あーあのっさ母さん]
イクス母[俺勇者になった]
恥ずかしいんですけど
イクス母[え?そうなの?そう言えば目の色が
キラキラしていて綺麗ね、私に似て
いた 目も良かったけどそっちも似合
ってるわ]
イクス[そう、かよ]
母さん似ていた目の色好きだったのに
イクス[それでだ、なんか勇者になったから国
王に会いにいくんだけどいい?]
母さんはとても優しく笑って
イクス母[勿論よ、私イクスがそんなすごい役
目に選ばれるなんて嬉しいわ、で
も、勇者って魔王を倒すんでしょ
う?]
イクス[それが役目だからな]
イクス母[約束して、絶対に帰ってきてそし
て、幸せになるって]
幸せ?今でもう幸せだぞ
イクス[ああ、わかったよ、それともう幸せだ
ぞ?]
イクス母[最愛の人を見つけてから言いなさ
い、その人を見つけたら幸せでいら
れるの]
母さんはピンクダイヤモンドも指輪を見てそう言った
イクス[わかったよ]
母さんはとびっきりの笑顔で今日の夕食は俺が好きなオムライスにしてくれた
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