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休みだと言うのに、身体が痛くて何もする気になれなかった。
それもこいつも全部いちごパフェ男のせいだ…せっかくの俺の休みを…!!
ってか、なんで彼奴が俺の休み知ってんだ??店は年中無休だし。
俺、今日休みだって言わなかったと思うけど…
何となく腑に落ちなかった
「………」
彼奴の事考えるのはよそう。イラつくだけだ。
たまには一日中ベットでごろごろするのも悪くないか。
暫くすると眠くなってきた
「ふぁ…//少し寝るか」
よく眠ったからか、次の日の朝早くに目が冷めた。
いつものようにコーヒーを飲み、身支度を済ませ店に向かった。
「おはようございます」
「おはよう」
「社長、さっき店にいつもいちごパフェ頼まれる方が来て、これ預かったんですが、友達だったんですか?」
彼女の手にはスマホが握られていた
俺のスマホ!!
そういや、ホテルに忘れてきたんだ(汗)すっかり忘れてたよ!!ってことは、彼奴が此処に??
「あ、ああ。サンキュ!」
彼女からスマホを受け取ると、店の外に彼奴が居ないか見に行った
「…良かった」
一昨日の事もあるし、鉢合わせしなくて良かった…
店内に戻り、スマホを見ると、なぜか電源が落ちていた
あれ?充電でも切れたかな、、?
試しに電源を入れてみた
「ヒィっ!!」
俺はビックリして思わずスマホを床に落とした
「社長、どうかしましたか?!」
「ううん、何でもない」
俺は直ぐにスマホを拾い、トイレに駆け込んだ
「何なんだよ、これは…」
待ち受けには俺と彼奴の…如何わしい裸体写真になってた
いつの間に…//全然覚えてねぇ…
待ち受けを変えようとフォルダを開くと、誰にも見せられないような恥ずかしい写真で埋め尽くされてた
「ヒィ…!」
怖ぇぇ!!
恐怖を覚えつつも、そろそろ開店準備をしなくては…
写真を一斉消去しようと、スマホを弄っていると、今度は知らない番号から電話が掛かってきた
「……もしもし?」
恐る恐る電話にでると…
「ジェジュァ、もう身体大丈夫なの?」
「ヒィ…!?ゆ、ユノ…!」
俺は恐ろしくなって、速攻スマホの電源を切った
「はぁ…はぁ…嘘だろ?!」
マジで勘弁してくれよ…!
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