蛭子さんが認知症!!

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蛭子さんが認知症!!

レビー小体型認知症と検索した所、トップニュースで蛭子能収さんの記事が出ていて驚きました。 ー「漫画家でタレントの蛭子能収さんが、2020.7.9放送の医療バラエティー番組「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京系)での検査で明らかになった。 最近物忘れがひどく、携帯電話から電話をかけているのに「携帯電話がないよ」と言ってきたり、あり得ないものが見える幻視を訴えたり、簡単な計算が出来ない事が増えて心配した蛭子の妻とマネージャーが番組に相談し、認知症治療の専門病院で検査を実施。レビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症が合併して発症していることが判明した。 番組内の蛭子さんは、すでに認知症が始まっていることにショックを隠せない様子だったが、現在レビー小体型認知症に良く効く薬があり、認知症が悪化しやすい早朝、泊まりの仕事を避けてなるべく日中仕事に励む方が良いとの医師の話に「できるだけ仕事は続けたい」と元気を取り戻していた。(日刊ゲンダイDIGITAL) 」ー レビー小体型認知症とは? 実際に見えない人が見える「幻視」、眠っている間に怒鳴ったり、奇声をあげたりする異常言動などの症状が目立ちます。また、手足が震える。小刻みに歩くなど、パーキンソン症状がみられることもあります。頭がはっきりしたり、ボーッとしたり、日によって変動することも特徴です。 はっきりとした脳の萎縮はみられないことが多く、脳の神経細胞の中に「レビー小体」と呼ばれる異常なタンパク質の塊がみられます。このレビー小体が大脳に広く現れると、その結果、認知症になります。 原因は不明ですが、脳の広い範囲にレビー小体という異常な蛋白が溜まり、脳の神経細胞が徐々に減っていく進行性の病気です。1990年代の後半になって広く知られるようになった比較的新しい病気です。 パーキンソン病とは? 振戦(ふるえ)、動作緩慢、筋強剛(筋固縮)、姿勢保持障害(転びやすいこと)を主な運動症状とする病気で、50歳以上で起こる病気です。時々は40歳以下で起こる方もあり、若年性パーキンソン病と呼んでいます。 この病気の患者さんは、10万人に100人~150人くらいです(1000人に1人~1.5人)60歳以上では100人に約1人(10万人に1000人) アルツハイマー型認知症とは? もの忘れから気付くことが多く、今まで日常生活で出来た事が少しずつ出来なくなっていきます。新しい事が記憶出来ない、思い出せない、時間や場所がわからなくなる等が特徴的です。また、物盗られ妄想や徘徊などの症状が出ることがあります。 原因としては、ベータタンパクやタウタンパクという異常なタンパク質が脳に溜まって神経細胞が死んでしまい、脳が萎縮して(縮んで)しまいます。記憶を担っている海馬という部分から萎縮が始まり、だんだんと脳全体に広がります。 因みに、新型コロナウイルス感染症の全国の累計感染者数は7月10日時点で2万768人に達しました。人口10万人あたりの感染者数(7月10日時点)東京都は54人です。 日本国内の認知症の人は、2020年時点で602万人となっています。65歳以上の高齢者の認知症有病率は、16.7%、6人に1人が認知症有病者と言えます。
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