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今日、部屋に来てすぐに「これ」と、紙袋を手渡された。 中には、良くんのレプリカのユニホームと、チームTシャツ、試合のチケットが入っていた。 開幕戦ではないけれど、第1節2戦目のホームの試合。しかもいい席だ。 チケットもだけと、ユニホームは高価なものだ。 「チケット嬉しい。ありがとう。でも、ユニホームまでは、頂けないから、お金払うよ」 「いや、いい。飯のお礼だし」 「でも…」 「見に来てくれるだけでいいし」 「分かった。ありがとう。咲は充さんからもらうかな?夏実、あの結婚式で一緒に受付した子、誘ってみようかな」 「ん」 優しい表情。 私に応援に来て欲しいと思ってくれていると分かる。 「私、オルカの試合、1度も見に行った事ないのに、応援グッズ充実。楽しめそう」 チームユニホームを来て、マフラータオルを首にかけて、応援バッドを持って、1階S席で試合を見るなんて、初めての観戦にしては贅沢すぎる。
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