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いざ学校帰りに名付け本を買ってみた。といっても最寄りの本屋で買って知り合いに見られて親に言いつけられても困るので乗り換えをする駅にある大きな本屋で買った。奥様が好きな地域の噂はSNSより早いのだ。家に帰り夕飯を食べ二階の自分の部屋で勉強する雰囲気で名付け本を読む。これは遊びなんかじゃない。れっきとした人生設計であり、将来を考えたことだ。
実際改名する名前だが最近の名づけ本は赤ちゃん用ではないものも増えてきている。「名前辞典~改名用~」みたいなのだったり若干占いの気質を持った改名本も売っている。赤ちゃん用の名付け本と違うところと言えば今すでにある名前を踏まえて名前を考えられるようになっているのだ。例えば元の名前の音を残したい場合や漢字を少し残したい場合、全く異なる名前にしたい場合などとても参考になる。元の漢字を残すとなると「大樹」や「空」、とかいったところだろうか。うーん、ぴんと来ない。とりあえず元の名前を漢字を残してみよう!のページをめくる。次の名前の付け方は「元の名前の同じジャンルの名前を考える」…。例えばもともと「桜」さんという名前であれば「百合」さんに変えてみたりという例の中に俺にも活用できそうな例があった。「空、陸、海」の三つがひとまとまりになっている。これだ。
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