598人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
いやだがしかし!!!
萌えを見る為なら仕方ない、絶対にムフフなとこを観察してやる!と思い大きめの鞄にアーッ♂な本数冊と高性能カメラ(小型)と高性能カメラ(大型)をつっこむ。
服などはもう殆ど無くなっていた…
行かせる気満々かよ…全然行くけど…
ご飯を食べて風呂に入った後ベッドに潜り込んだ。聞かされた時は憂鬱だったけどちょっと楽しみ…。寮生活かぁ…起きれるかなぁ…
と、考えている内に俺は眠りについた
ー次の日ー
蓮と一緒に紅生姜学園へ行きました。
そして俺はビックリしました…!
門デカすぎ…!なんかお城みたいだし!!
ん??王道学園あるあるの庭園的なのもあるよ!!?え!!?すげー!めっちゃ興奮してきた!
蓮は隣で
「可愛い子居ないかなぁ〜」と呟いている
そういうときは無視だ無視。
(ちなみに蓮はバイ)
「あっ…あの…貴方方が藍里要さんと佐野蓮さんですね…?」
門からスラリとしたとても美形な人がやってきた。眼鏡のせいかなぁ、色気がすご…
『はっ!はい!俺が藍里要で隣のコイツが佐野蓮です!』
「親友の〜でしょ?」
まっ、まぁ親友なんだけど…なんか恥ずかしい…
「紹介が遅れました…僕は生徒会副会長をしております…早川橋です、、」
え?まって?
い ま な ん て い っ た ?
副会長…?
ふ???ふく???
嘘笑いが無い…だと?
俺は盛大な勘違いをしていた…
こんなデカくてきらびやかな門がある学校…王道だとしか考えられなかったよ…
チッ…俺の計算ミスかっ!!!
俺は心の中で叫んだ
『非王道かよぉおおぉおおおぉおおおおっ!!』
いやでもっ!!!大丈夫!まだ‥まだ序盤だから
…
俺の願いは叶い、それからはちょ〜っと、王道だった!!
転校生がもう一人来ましたねと副会長から告げられると俺は飛び跳ねた。もちろん心の中で(偉)
変装している事を祈る、、
…何!!俺王道転校生大好きなんだよ!!
王道学園の良さを考えているとどこか遠くから「キャ~~♡♡♡♡」という甲高い声が聞こえた…ような気がした(聴力舐めんなって)
走って近づいてみると目や雰囲気がどこか見覚えある男の子が歩いていた。イケメンだなぁ…。
「ねぇ、あの子誰?」
「さぁ?、中等部には居なかったような…」
え???チュウトウブニイナカッタ?てことはつまり俺と同じ転校生…?いっ、いや、な、な訳ない!
だって王道転校生は門をよじ登るでしょ??
ん?何か理由があって不登校だったとか??
うぅ~、妄想を膨らませろおれぇ!
最初のコメントを投稿しよう!