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「逃げきれた方は18名、おめでとうございます…鬼側で優秀だった2名は…」
18人だってぇ!?全校生徒に比べて少なすぎる
俺凄かったんだな…(?)
「逃げきれた18名は登壇してください」
…
「逃げきれた18名の方へは生徒会と一斉デート券、学食無料券、を授けます」
学食無料券!デカイ!!
でも俺食堂苦手なんだよなぁ…、
「要さん♪これでデート行けますね?」
幸いマイクが近くに無く親衛隊には睨まれなかったが、隣に居るそららんからの目線は痛い
そして逃げきれなかった生徒からは「こんな景品だったのならばしっかり逃げてれば良かった」の声が続出している。
「えっと…これで終わる…?」
やっぱり生徒会長かわいいな!!
ーー
飛んで飛んで、ただいまダンスパーティ!
学園祭最終日ということで昨日より豪華だ
「要さ〜ん♪今日も僕と踊りませんか?」
『え、いや、今日は辞めておきます…!!』
俺を誘うのは辞めてくれ!副会長さん!!
「ごめんなさッ!緑様」
グラスが割れる音と共に誰かがみどりんに謝る声が会場内に響き渡る。多分親衛隊だろう...グラス割っちゃったのか…。
「いいよ、下がって」
「でっ!ですがお飲み物は...」
「いい、いいから下がって」
みどりんのスーツが少し汚れてしまったこともあり、周りからはヒソヒソと嫌味が飛び交う。
星「ださいことしなーい!」
清「最終日だよ〜?僕たちと踊ろ〜??」
さすが中原兄弟、場を黄色い歓声に変えてもうた
「僕、休んでくるから」
おっと?みどりんぼっちタイム?
ちょっと笑わせにいってきますか…!
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