始まり

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「席に着け〜」 森で迷ってたらクラスメイトくんが迎えに来てくれました。緑くん()には恥ずかしくて聞けなかった…。 「藍里と佐野はこの学園に来てから1日目だから良く分からないと思う。卯月(うずき)頼んだぞ!」 いやホスト先生。生徒任せかい。 え、あちょ待ってホスト先生?!?王道kt?? 『あの…卯月さんって誰ですか』 「僕が卯月だよ。」 ううう!?水色のオーラが漂うイケメンな男の子ですね!【爽やかくん】と名付けましょう! 『よろしくお願いします。藍里要です!』 「よろしくね!えーっと佐野くんは‥?」 確かに!蓮が居ない!! 『初日からなんかやらかしてるかもです』 まぁ、なんかやってそうよな?? 「デマおやめ〜?? はーい!俺が佐野蓮です。よろたの~!」  「うん、よろしくね!」 あの挨拶に一切の戸惑いの無い卯月くん。 君、プロだね…?? 「じゃあ放課後案内するね!」 そうして爽やかくんは席に戻って行った。
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