0人が本棚に入れています
本棚に追加
第4話 出発
目を少し開けただけで、日が差し込んできて眩しかった。どうやらいつの間にか寝ていたらしい。周りを見渡すと、みんな寝そべって眠っていた。
ヤクワは体を起こし背伸びをする。昨夜の夜空は夢だったんじゃないのか? と少し思ったりする。今何時か分からないが。とりあえず、みんなが起きるのを待とう。そろそろ起きそうだし。
「そんじゃ、みんな起きたことだし今後の説明をする。
ユモヲ、ヨタン、 フリーネの前に立ち、ヤクワはどっしりと構える。
「俺たちのこの後の目的は、ジャングルを抜けた先にあるブーメランスクエアこ
行くこと。そこまでの道のりをフリーネ
に教えてもらおうと思ってる。 」
そう言うとヤクワはフリーネを見る。
「あのなあ、そんななんたらスクエアに行くよりも家に帰れよ。」
「「「帰らない!!!!!!」」」
3人の声が揃う。
「なんだよ、もぅ……。」
「よし、そーと決まれば、さっそく出発だ!!」
「楽しみですね!」
「よろしくね、フリーネ!」
「……………………………………………………はぁ」
フリーネは言った。ヒビロ草原の森を抜けると、泥が固まった谷に出ると。
最初のコメントを投稿しよう!