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次の日、いつものようにアオと学校へ行くと、教室がやけに騒がしかった。まぁ、あいつだろ。
「あぁ!昨日の奴!!」
ほら、でた。
『あー。おはようございますー。』
「おい!お前!名前なんていうんだ?!」
『・・・・・・』
「おい!」
『・・・・・・』
「なぁ!」
『・・・・・・』
「ちょっと!」
そこでマリモのではない、別の声が響いた。
「あなた!なに愛歌のこと無視してるんですか!」
そう言ってきたのは副会長だ。すごくめんどくさい感じがする。
『あー。副会長サマー。すいませーん。俺ー、ちょーっとだけ、耳が遠くてー、聞こえませんでしたー。』
すると、副会長が顔を真っ赤にして、反抗する。
「その反応!絶対に聞こえてる反応じゃないですか!」
そして一緒に来ていたsクラスの一匹狼クンも絡んでくる。
「てめぇ。適当なこと言ってんじゃねーよ。」
あー。うるせぇ。うるせぇ。うるせぇ。朝からイライラする。もう殴っていいよね。だって3人に囲まれてギャーギャー言われてんだよ。アオも逃げるぞ。って視線送ってきてるし。いいよね。いい?よし、言質とった。それじゃあ遠慮なく。
ドゴッ
バゴッ
バキッ
よし、逃げよう。 そうして俺とアオ、彼方も逃げ出したのだった。
ちなみに、これだけやらかしてるのに親衛隊やらになにもされないのは透が怖すぎるかららしい。あと怖いのは風紀だけだね☆やったね(白目)
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