めんどくさいことって何故か関わっちゃうんだよね。

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到着! 目の前には馬鹿でかい食堂の扉がある。 『一年たってもなれないわ。』 「なれたら終わりだと思ってる。」 「碧君。現実を見てwwww」 『じゃ、あけんぞ。耳線付けたか?』 「透君ちょまっ『ぅし。開けんぞ。』あぁぁぁぁぁ(泣)」   ギギィィ。という音を鳴らして扉が開く。それとともに「「「キャーーーーーーーァーーー…」」」という悲鳴と「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」」」という雄たけびが聞こえてくる。クソうるせぇ。 「おうおうwwww今日もチワワちゃんとゴリ男君たちが盛ってるね~www」 「透様かわいいらしぃーー!」 「碧様今日もかっこいいですぅーーーー!」 「彼方様今日も顔がいい!でも中身は残念ですね!」 「抱いてください~~!」 「抱かせろ~!」 「透様俺を踏んでくれーー!」 うん。最後のは聞かなかったことにしよう。うん。そうしよう。ってか彼方顔がいいからムカつくんだよな。                     うるせぇ奴らは放っておけばしずかになるので放置しておく。 『なぁ。彼方アンチどこ?』 「う~~~んと…あっ。いた。あそこ。」 彼方の目線の先にはもじゃもじゃの毬藻ヘアな鬘&便底眼鏡のうるせぇ奴がオムライスを頬張りながら爽やか君と割と有名な一匹狼君と談笑していた。てか爽やかと狼の目がきめぇ。 「あれか。アンチ王道転校生ってやつは。」 『そうだね。アオ。絶対関わりたくない。』 「ねぇ。丁度あそこがあいてるよ。」 そう言って彼方が指さしたのはアンチがいる席の横だった。 『危なくねぇか。アソコ。』 「大丈夫だってwwww心配性すぎwwww」 「お前は一回黙れ。」 「碧君の真顔テラコワスwwww」 『まぁ。何とかなるだろ。行くぞ。』    そうして歩き出したのだった。後に後悔することも知らずに…。
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