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サラサはタオルを持った桜子の手を突然 掴み自分の胸に押し当てた。
「え!?」
桜子は一瞬ひるんだがサラサのふくよかで柔らかいバストから逃れられず、ぎこちなくゆっくりと撫で始めた。
サラサは黙ったままパジャマのボタンを外し慣れた手付きで桜子の首の後に手を回して唇を求めた。
ベッドに2人倒れ込みサラサは桜子の下唇を吸った。
不規則な息遣いが2人のぎこちない交わりを一層高めた。
サラサはいつの間にか全裸になり桜子の形の良い乳房にキスを繰り返していた。
「サラサ...わたし...もうダメ...」
ため息のように桜子はかすれた声で囁いた。
サラサは桜子の乳首を甘噛しながら湿ったワレメに指を滑らせた。
桜子は身体を反らせ声が漏れないよう自分の人差し指を必死に噛んだ。
2人は時にさざ波のように緩やかに、時には白波が溢れ落ちるように激しく身体を求め合った。
そして引き潮のように少しずつお互いの身体を離して熱を冷ました。
「ねえ、サラサ...
どんな時間軸でもわたし達ってこんな風に愛し合ってたかな?」
「ねえ、桜子...
まだ思い出せない?」
「何を?」
「しょうがないなぁ...
サララの処女を奪ったのって君だよ。
君とサララは付き合っていた。
って言うか、サララが桜子を愛した。
それに君が応えた。」
「・・・」
桜子はサラサの潤んだ瞳を凝視した。
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